「自宅で撮った証明写真、なんだか暗いし顔色も悪い」——その原因のほぼすべては、照明と背景にあります。
最新スマートフォンのカメラ性能は写真館レベルに到達しています。それを活かしきれていないのは、撮影環境のせいであることが多いのです。
この記事では、自宅で写真館に近い品質の証明写真を撮るための、照明と背景のコツをまとめました。
きれいに写る証明写真には共通点があります。
この3つを満たせれば、撮影機材がスマホでも、写真館に依頼するのに近い品質になります。
午前中から午後の早い時間、白いカーテン越しに入る自然光は、柔らかく、均一で、顔色を自然に見せる理想的な光源です。プロのカメラマンも、可能な限り自然光を使うのが基本です。
撮影のセッティング:
夜や雨の日、自然光が使えないときは、以下のような工夫が必要です。
天井のシーリングライトの真下で撮影すると、目の下と首に強い影ができます。これは「目元クマ」や「二重あご」のように見える原因にもなります。
デスクライトやスタンドを、顔の正面・やや上方向に配置します。光源を2つ使うことで、影が薄まり立体感が出ます。
もう1台のスマートフォンがあれば、顔の正面に置いてライトを点灯させ、補助光として使えます。光が強すぎる場合は、白いティッシュを1〜2枚かぶせて拡散させます。
頻繁に撮影する方には、リング照明(リングライト)も便利です。顔の正面から均一に光を当てるため、影ができにくく、肌色がきれいに写ります。
フラッシュは使わないでください
スマートフォンのフラッシュは、強すぎて顔が白く飛んだり、赤目になったり、影が背景に強く出たりします。証明写真撮影では原則使用しないでください。
顔の真正面から光を当てる。影が出にくく、規格対応に最も安全です。証明写真には推奨。
顔の正面・やや上方向から光を当てる。自然な立体感が出て、写真館っぽい仕上がりに。慣れてきたら試してみてください。
顔の片側だけ明るく、反対側が暗くなる。証明写真では避けるべき光の当て方です。
下から顔を照らす光は、ホラー映画のような不気味な印象を与えます。絶対に避けてください。
証明写真の背景は、無地・淡色であることが規格で求められています。
被写体(あなた)が壁から50センチ以上離れると、壁に影が出にくくなります。壁に密着すると、頭や肩の影が強く背景に映ります。
背景の準備自体を省きたい場合
おうち証明写真(mynaphoto.jp)にスマホで撮影した写真をアップロードすれば、AIが背景を自動で除去し、公式規格の無地に差し替えます。撮影場所の背景を気にする必要がなくなります。
撮影時のスマートフォン設定も品質に影響します。
「自然な範囲」での美肌補正は規格内で問題ないとされていますが、顔の輪郭やパーツを変える加工は不受理になります。証明写真用の撮影では、フィルターはオフにするか、最も軽い設定にするのが安全です。
詳しくはマイナンバー申請で写真が通らない8割の原因と対策もご参照ください。
撮影後の規格対応データへの変換は、おうち証明写真で自動化できます。
撮影テクニックの実例比較は証明写真の良い例・悪い例もあわせてご覧ください。
ご注意
本記事は撮影の一般的なコツをまとめたものです。各書類の具体的な規格は、各機関の公式情報をご確認ください。
蛍光灯やLEDシーリングライトの真下では顔に影が出やすく、写りが悪くなりがちです。自然光(窓からの光)が入る時間帯に窓際で撮影するのが最も簡単で効果的です。
真上からの光(天井照明の真下)です。目の下や首に強い影ができます。同様に、真横や真下からの光も避けてください。光は顔の正面から、やや上方向から当てるのが理想です。
白いシーツや無地のカーテンを壁に貼る、または白いドアの前で撮影する方法があります。背景の自動除去機能があるオンラインサービスを使えば、背景の準備自体が不要になります。
天井照明だけだと影が出やすいため、デスクライトやスマホのライトを補助光として顔の正面に置く工夫が必要です。可能であれば日中に撮影することを強くおすすめします。
はい。リング照明は顔の正面から均一に光を当てるため、証明写真撮影に適しています。1,500円〜3,000円程度で購入可能です。
HDR撮影をオン、フラッシュをオフ、ピントを顔に合わせるのが基本です。美肌・美顔フィルターは規格違反になる可能性があるため、控えめに、または使わないのが安全です。