日本に住みながら米国のビザ・パスポート・グリーンカードを申請する場合、必要なのは2×2インチ(50.8×50.8mm)の正方形の写真です。この規格は、日本のコンビニの証明写真メニューには用意されていません。
とはいえ、手順自体は難しくありません。注意すべきは、コンビニの5×5cmを「同じもの」と考えてしまうことです。近い数字ですが、同一ではありません。
日本から行う米国申請の多くは、データのアップロードのみで完結します。DS-160のオンライン申請で求められるのは画像ファイルであり、紙の写真ではありません。
| 項目 | データの要件 |
|---|---|
| 形式 | JPEG |
| 形状 | 正方形(縦と横が同じ) |
| サイズ | 600×600ピクセル以上 |
| 容量 | 240KB以下 |
| 背景 | 白またはオフホワイトの無地 |
| 撮影時期 | 6か月以内 |
出典:米国国務省「デジタル画像の要件」(2026年8月18日確認)
オンライン申請だけで済む場合、コンビニに行く必要はありません。 印刷が要るのは、個別の案内で紙の写真を指定されたときだけです。
コンビニの証明写真プリントは、日本の書類の規格を前提に作られています。
| コンビニの選択肢 | 実寸 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 30×24mm | 30×24mm | 運転免許・英検 |
| 40×30mm | 40×30mm | 履歴書 |
| 45×35mm | 45×35mm | マイナンバーカード・パスポート |
| 50×50mm | 50×50mm | 正方形の書類 |
2インチは50.8mmです。 つまり50×50mmでは各辺0.8mm不足します。「米国パスポートサイズに近い」と説明されることはありますが、同じ数字ではありません。
厳密な要件では既製の選択肢に頼らない
米国ビザ・パスポートの申請では、本来の**50.8×50.8mm(2×2インチ)**で作成してください。50×50mmの証明写真メニューを選び、差が見逃されることを期待するのは避けたほうが安全です。
サイズ以外にも、日本の書類から切り替えると変わる条件があります。
顔の比率が異なるため、日本の45×35mmの写真を正方形に切り抜いても規格には合いません。顔が小さくなりすぎます。元の写真から作り直してください。
正しいサイズのデータさえ用意できれば、印刷は簡単です。
netprintにデータを登録し、発行された番号をマルチコピー機で入力します。L判の写真用紙で250円です(セブン‐イレブン マルチコピー/ネットプリント公式FAQ)。
いずれもネットワークプリントを利用し、L判の写真用紙で200円です。ローソン公式サイトの案内では写真用紙L判200円・2L判300円、ファミリーマートもファミマネットワークプリントの公式FAQで証明写真200円と案内しています。
L判は127×89mmなので、2×2インチの写真を2枚、裁断の余白を取って並べられます。カットは金属定規とよく切れる刃物で。はさみは線がぶれやすく、切り口が曲がると申請書類の印象を損ねます。
マルチコピー機の操作手順は証明写真をコンビニで印刷する方法と料金で解説しています。
まずは2×2インチのデータを正確に
おうち証明写真にスマホ写真をアップロードすれば、米国規格の正方形サイズも他の書類の規格とあわせて自動で生成されます。背景は無地に、顔の比率も規格に合わせて調整されます。
ご注意
米国の要件は米国国務省、コンビニの料金は各社の公開情報に基づき、いずれも2026年8月18日に確認しました。要件・料金は変更される場合があるため、申請前にご確認ください。
専用のメニューはありません。コンビニの証明写真プリントは日本の規格(30×24mm、40×30mm、45×35mm、50×50mm)が中心です。50×50mmがもっとも近いものの、2インチ(50.8mm)より各辺0.8mm小さくなります。厳密な要件がある場合は、正しいサイズのデータを用意して写真としてプリントしてください。
ほぼ同じですが、同一ではありません。2インチは50.8mmのため、50×50mmでは各辺0.8mm不足します。許容されるかは提出先の判断によるため、米国ビザ・パスポートでは本来の2×2インチで作成するのが確実です。
多くの場合は不要です。DS-160のオンライン申請では画像データをアップロードします。JPEG・正方形・600×600ピクセル以上・240KB以下が条件です。印刷が必要なのは、個別の案内で紙の写真を求められた場合に限られます。
米国国務省の規格では白または白に近い色(オフホワイト)の無地です。日本の書類は白のほか薄い青などの淡色も認められることが多いのですが、米国の規格では認められていません。
あごの下から頭頂までが画像全体の高さの50〜69%です。日本の証明写真の多くより顔を大きく写す必要があります。
使えません。日本の45×35mmは顔の比率が異なるため、正方形に切り抜くと顔が小さくなりすぎます。元の写真から作り直してください。