パスポートのオンライン申請では、顔写真だけでなく自署(サイン)の画像も必要です。顔写真の規格はよく解説されていますが、自署画像でつまずく方は意外と多くいらっしゃいます。
理由のひとつは、撮影した自署がそのままパスポートに印刷されることです。やり直しがきかない一枚である以上、規格と撮り方は事前に押さえておきたいところです。
自署画像の用意には2つの方法があり、求められる条件が異なります。ここを混同すると「サイズが違う」と弾かれます。
| 用意の方法 | ファイル形式 | サイズ | 容量 |
|---|---|---|---|
| 画像を用意してアップロード | jpg | 横788 × 縦284ピクセル | 200キロバイト以内 |
| 申請中に別途アップロード | jpg/jpeg/bmp/png(RGB) | 指定なし | 20キロバイト〜2メガバイト |
| アプリのカメラで撮影 | 自動 | ガイド枠に合わせる | 自動 |
出典:外務省「オンライン申請における顔写真および自署画像の注意点」(2026年8月確認)
横長(788×284px)である点にご注意ください。 顔写真は縦長(600×730px)なので、同じ感覚で作ると縦横が逆になります。
容量に余裕を持たせる
外務省の案内では、ファイル容量が指定範囲内であっても、アップロード時に圧縮された結果が規定容量を上回るとエラーになる場合があるとされています。上限ぎりぎりを狙わず、少し余裕を持たせておくと安全です。
自分で画像ファイルを作らなくても、マイナポータルアプリの申請画面でその場で撮影できます。
画面にガイドの枠が表示されるので、枠に自署を合わせて撮影ボタンを押すだけです。サイズや切り抜きは自動で調整されるため、ピクセル数を意識する必要はありません。
特別な理由がなければ、この方法がもっとも確実です。788×284pxの画像を自作する必要があるのは、あらかじめ用意したファイルを使いたい場合に限られます。
規格を満たしていても、書き方で差し戻されることがあります。
細いペンで小さく書くと、画像にしたときに線がかすれます。普段の署名より一回り大きく、はっきり書くくらいがちょうどよい仕上がりになります。
自署画像でもっとも多い失敗が影です。紙に顔を近づけて撮ると、自分の体や手が光をさえぎってしまいます。
蛍光灯を背にすると自分の影が紙に落ちます。窓際など、光が正面や斜め前から当たる位置を選ぶと安定します。
署名はパスポートに転写されます
撮影した自署画像は、そのままパスポートに記載されます。マイナポータルの案内でも「パスポートに記載される自署画像になりますので、内容をよく確認してください」と明記されています。書き間違いに気づいたら、送信前に撮り直してください。
自署画像は、顔写真とセットで求められます。顔写真は縦600×横730ピクセル・JPEG・600KB以下と、自署画像とは別の規格です。
顔写真の規格やアップロードエラーの対処は、パスポートオンライン申請の写真アップロードで詳しく解説しています。撮影から規格対応データの作成までの流れも、あわせてご確認ください。
ご注意
本記事の情報は2026年8月時点の外務省・マイナポータルの公開情報に基づいています。規格や手続きは変更される場合があります。申請前に外務省の案内で最新の情報をご確認ください。
あらかじめ用意した画像をアップロードする場合は、jpg形式・横788×縦284ピクセル・200キロバイト以内です。マイナポータルアプリのカメラで撮影する場合は、ガイドの枠に合わせて撮影すれば自動で調整されます。
いいえ。マイナポータルアプリの申請画面でその場で撮影できます。表示されるガイドの枠に自署を合わせて撮影ボタンを押すだけです。画像ファイルを用意してアップロードすることも選べます。
白い無地の紙に、黒または青の濃いインクで署名してください。罫線のある紙や、汚れ・折り目のある紙は避けます。裏写りしにくい厚めの紙が安全です。
はい。撮影した自署画像はパスポートに記載されます。マイナポータルの案内でも内容をよく確認するよう求められています。書き直したい場合は撮影前にやり直してください。
紙からカメラを離し、明るい場所で真上から撮影してください。紙に体が覆いかぶさると影が入ります。照明を背にせず、正面または斜め前から光が当たる位置を選ぶと安定します。
あらかじめ用意した自署画像をアップロードする場合はjpg形式です。申請中に別途アップロードする経路では、jpg・jpeg・bmp・pngに対応し、RGBカラーモード・20キロバイト〜2メガバイトの容量が条件とされています。