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パスポートオンライン申請の写真アップロード

11分で読める更新日: 2026/8/18

「パスポートの更新、平日にしか窓口に行けないのは厳しい」——そんな声が長年ありました。2025年3月、ついにマイナポータル経由でパスポートのオンライン申請が全国で可能になりました。

新規も切替も、自宅から手続きが完結。戸籍謄本の取得も不要に。最も難しいのは「写真データのアップロード」——ここで詰まる方が少なくありません。

この記事では、写真データの規格を満たす方法と、マイナポータルからのアップロード手順を順を追って解説いたします。

オンライン申請に必要なもの

事前にすべて準備しておくと、申請が中断せずに完了できます。

必須

  • マイナンバーカード(有効期限内のもの)
  • マイナポータルアプリ対応のスマートフォン(iOS / Android)
  • 署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16桁)
  • 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
  • 顔写真データ(600×730px、JPEG、600KB以下)
  • 署名画像(マイナポータルアプリのカメラで撮影)

切替申請(更新)の場合

  • 現在有効なパスポート

電子納付用

  • クレジットカード、または電子納付に対応する銀行口座

パスワードを忘れている場合は事前に確認

署名用電子証明書のパスワードまたは利用者証明用暗証番号を忘れている方は、お住まいの市区町村窓口での再設定が必要です。オンライン申請の途中で気づくと中断することになるので、事前に確認しておくことをおすすめいたします。

写真データの規格をクリアする

パスポートオンライン申請で最もハードルが高いのが、写真データの準備です。

写真の規格

項目仕様
ファイル形式JPEG
ピクセルサイズ600 × 730
ファイル容量600KB以下
カラーカラー(RGB)
撮影時期6ヶ月以内
背景無地・淡色

スマホ撮影から規格対応データへの流れ

  1. スマートフォンで撮影(背面カメラ・自然光・正面・無メガネ・無背景)
  2. ファイル形式をJPEGに変換
  3. 縦600×横730ピクセルにトリミング・リサイズ
  4. ファイル容量を600KB以下に圧縮
  5. 顔の位置・大きさが規格内であることを確認

ここを手作業で行うのは非常に難しいため、多くの方はオンラインサービスを利用します。

おうち証明写真なら規格対応データを自動生成

おうち証明写真(mynaphoto.jp)にスマートフォンで撮影した写真をアップロードすると、手作業では難しい次の処理を自動で行います。

  • 顔の位置・大きさを規格に自動調整
  • パスポートオンライン申請用(600×730px、600KB以下、JPEG)に自動変換
  • ピクセル数と容量の条件を同時に満たすように最適化

パスポートのオンライン申請に使う場合は、白い壁など無地の背景で撮影してください。 マイナポータルでは、背景削除処理を施した画像は使用できないと案内されているためです(後述)。他の書類では背景の自動差し替えもご利用いただけます。

写真がアップロードできないときの対処法

マイナポータルは、アップロードされた顔写真を自動でチェックします。ここで止まってしまう方が最も多いため、原因別に対処法を整理します。

症状・エラー主な原因対処
ファイルが選べない・弾かれる形式がJPEG以外(iPhoneのHEICなど)JPEGに変換する
容量オーバーで進めないスマホ写真は通常2〜5MB600KB以下に圧縮する
ピクセル数が小さすぎます600×730ピクセル未満元の解像度から作り直す
顔の大きさ・位置のエラー顔が小さすぎる/中央にない顔の比率を規格に合わせてトリミングし直す
画質が悪いと判定される圧縮のかけすぎ、暗い、ぶれ明るい場所で撮り直す
規格外と判定される縦横比の取り違え35×45mmではなく600×730pxで作る

「ピクセル数が小さすぎます」と出る場合

縮小しすぎが原因です。 600KBの容量制限に合わせようとして画像を小さくすると、今度は600×730ピクセルの下限を割り込みます。

正しい順番は、先にトリミングでピクセル数を600×730に合わせ、それから容量を落とすことです。すでに小さくしたファイルを引き伸ばしても画質は戻らないため、元の写真から作り直してください。

「規格外」と判定される場合

紙申請とオンライン申請では縦横比が違います。マイナポータルの案内でも、「書面で申請する際の横35mm×縦45mmとは縦横サイズの比率が異なります」と明記されています。

35×45mm(比率3.5:4.5)のつもりで作った写真を600×730px(比率およそ3.5:4.26)の枠に当てはめると、顔の位置が規格から外れます。オンライン申請用は最初から600×730pxで作成してください。

背景を加工した写真は使えません

見落とされやすい点です。マイナポータルのよくある質問では、手持ちの写真をアップロードする場合について**「背景削除処理を施した画像は使用できません」**と案内されています。

パスポートのオンライン申請では、撮影の段階で無地の背景を用意してください。白い壁やドアの前で、背景に影が出ないように正面から光を当てて撮影します。背景の整え方は証明写真の背景を自動で白にで解説していますが、パスポートのオンライン申請に限っては、自動の背景差し替えではなく実際の無地背景での撮影をおすすめします。

エラーが出たまま進めてよいか

マイナポータルの案内では、チェックでエラーが出ても申請自体は継続できるとされています。ただしその場合、受理後に改めて顔写真の提出を求められることがあります。窓口に出向く手間が増えるため、アップロードの段階で解消しておくほうが確実です。

迷ったら公式のチェック項目を確認

顔写真の規格とエラーの詳細は、マイナポータルの顔写真の規格・アップロード方法と顔写真のチェックエラーの解消方法が一次情報です。運用は変更される場合があるため、申請前にご確認ください。

マイナポータルでのアップロード手順

写真データが準備できたら、マイナポータルアプリで以下の流れで申請します。

ステップ1:マイナポータルアプリにログイン

  • App Store / Google Playからマイナポータルアプリをダウンロード
  • マイナンバーカードをスマホにかざして読み取り
  • 利用者証明用暗証番号(数字4桁)を入力

ステップ2:パスポート申請を選択

  • ホーム画面から「やること」→「申請・届出」
  • 「パスポート申請」を選択
  • 「新規申請」または「切替申請(更新)」を選択

ステップ3:受取窓口を選択

  • お住まいの都道府県のパスポート受取窓口リストから1つ選択
  • 通常、最寄りの窓口を選ぶと受取がスムーズ

ステップ4:顔写真をアップロード

  • 「顔写真をアップロード」を選択
  • 事前に準備した写真データを選ぶ
  • マイナポータル側で自動的に規格チェックが行われる
  • エラーが出た場合は写真の修正が必要

ステップ5:署名画像を撮影

  • 白い紙にサインを書く
  • マイナポータルアプリのカメラで署名を撮影
  • 自動的に切り抜き・サイズ調整が行われる

ステップ6:申請者情報を入力

  • 氏名、生年月日、住所などを入力
  • マイナンバーカード読み取り時に自動入力される項目もある

ステップ7:マイナンバーカードで電子署名

  • マイナンバーカードを再度スマホにかざす
  • 署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16桁)を入力
  • 申請データに電子署名が付与される

ステップ8:申請データを送信

  • 内容を確認して「送信」
  • 受付完了メールが届く

ステップ9:手数料の電子納付

  • 申請が受理されると、納付案内が届く
  • クレジットカード、ペイジー、インターネットバンキングで支払い

受取までの流れ

  1. 申請から1〜2週間程度で「受取準備完了」の連絡が届く
  2. 選択した受取窓口へ本人が出向く
  3. 旧パスポート(切替申請の場合)、マイナンバーカード、納付済証明書を持参
  4. 窓口でパスポートを受け取る

受取は本人が直接窓口に行く必要があります(オンラインでの郵送受取は現在のところ対応していません)。

オンライン申請のメリット

紙申請と比べて、オンライン申請の主なメリットは以下です。

  • 24時間申請可能:平日の窓口時間に縛られない
  • 戸籍謄本が不要:システム連携で省略される
  • 電子納付対応:現金書留や収入印紙の準備が不要
  • 進捗状況をマイナポータルで確認可能
  • 窓口は受取の1回のみ

オンライン申請が向かないケース

以下のケースでは、窓口での紙申請を検討してください。

  • マイナンバーカードを持っていない、または有効期限切れ
  • マイナポータルアプリに対応していないスマートフォンを使用している
  • 暗証番号を完全に忘れて、再設定の時間がない
  • 海外居住者(海外からの申請には別の手続きがある)

まとめ

  • 2025年3月24日から、全国でパスポートオンライン申請が可能になりました
  • 写真データの規格は600×730px、JPEG、600KB以下で、紙申請とは縦横比が異なります
  • マイナポータルアプリ経由で、自宅から手続きが完結します
  • 戸籍謄本が不要になるなど、紙申請より手間が大幅に削減されます
  • 受取は本人が窓口に出向く必要があります

写真規格の詳細はパスポート申請の写真規格と自宅で撮る方法、撮影のコツは証明写真の良い例・悪い例をあわせてご覧ください。

オンライン申請対応の写真データを、スマホ1台で

スマホで撮影してアップロードするだけ。600×730px、600KB以下、JPEGの規格に自動対応します。

写真を作成する

ご注意

本記事の情報は2026年8月時点の外務省・マイナポータルの公開情報に基づいています。手続きは変更される場合があります。最新の情報はマイナポータル パスポート申請、または外務省「国内からオンライン申請する」でご確認ください。

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よくある質問

パスポートのオンライン申請はいつから全国で可能になりましたか?

令和7年(2025年)3月24日から、全ての都道府県でパスポートの新規申請および切替申請がマイナポータル経由でオンライン可能になりました。

オンライン申請に必要なものは何ですか?

マイナンバーカード、マイナポータルアプリ対応のスマートフォン、署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16桁)、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)が必要です。更新申請の場合は現在有効なパスポートも準備してください。

オンライン申請の写真規格は紙申請と同じですか?

縦横比が異なります。紙申請は縦4.5cm × 横3.5cm、オンライン申請は600×730ピクセルです。ファイル形式はJPEG、容量は600KB以下が必要です。

戸籍謄本は提出する必要がありますか?

オンライン申請では戸籍情報がシステム連携されるため、紙の戸籍謄本を取得・提出する必要はありません。

写真がアップロードできない場合の原因は?

ファイル容量が600KBを超えている、ピクセル数が600×730に足りない、ファイル形式がJPEG以外、紙申請の35×45mmの縦横比で作っている、などが代表的な原因です。マイナポータルでは背景削除処理を施した画像も使用できないと案内されています。

「ピクセル数が小さすぎます」と表示されるのはなぜですか?

600KBの容量制限に合わせて画像を縮小しすぎると、600×730ピクセルの下限を割り込みます。先にトリミングでピクセル数を合わせ、そのあとで容量を落としてください。小さくしたファイルを引き伸ばしても画質は戻らないため、元の写真から作り直すのが確実です。

顔写真のチェックでエラーが出たまま申請を進めても大丈夫ですか?

マイナポータルの案内では、エラーが検出されても申請自体は継続できるとされています。ただし受理後に改めて顔写真の提出を求められることがあるため、アップロードの段階で解消しておくことをおすすめします。

オンライン申請の手数料はどう支払いますか?

電子納付に対応しています。クレジットカード、ペイジー、インターネットバンキングなどから選択できます。

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