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パスポート申請の写真規格と自宅で撮る方法【2026年版】

9分で読める更新日: 2026/5/17

10年ぶりのパスポート更新、初めての海外渡航前の新規申請——いずれにせよ、最初の関門は規格を満たした顔写真です。

日本のパスポート写真は、ICAO(国際民間航空機関)の国際規格に準拠する必要があります。空港の自動化ゲートで顔認証に使われるため、世界共通の精密な基準が定められています。

この記事では、外務省の正式な規格、自宅でスマートフォンを使った撮影方法、オンライン申請用と窓口申請用の使い分けまでをまとめて解説いたします。

規格の基本:紙とデジタル

パスポート写真には、提出方法によって2つの異なる規格があります。

項目窓口申請(紙)マイナポータル(オンライン)
サイズ縦4.5cm × 横3.5cm(縁なし)600×730ピクセル
顔の縦長さ32mm〜36mm(頭頂〜あご)写真の70〜80%
顔の中心写真の左右中央から ±17mm前後中央付近
頭上の余白2〜6mm同様の比率
ファイル形式印刷物JPEG
ファイル容量—600KB以下
撮影時期6ヶ月以内6ヶ月以内
背景無地・淡色(白・薄い青・グレー)同左

出典:外務省「パスポート申請用写真の規格」、外務省「オンライン申請における顔写真の注意点」

重要:オンライン申請用と窓口申請用は縦横比が異なるため、同じ撮影写真からそれぞれの規格に合わせる加工が必要です。

ICAO国際規格とは

パスポート写真の規格は、日本独自のものではなく**国際民間航空機関(ICAO)**が定める国際標準に準拠しています。これは、世界中の空港の自動化ゲートで同じ規格の顔写真を使うことができるようにするためです。

ICAOが定める主な要件:

  • 正面・無帽・無背景
  • 顔の表情は自然で口を閉じる
  • 目の高さからカメラを直視
  • メガネは外すことが推奨される(光の反射、フレームが目を隠すなどの問題が起こりやすい)
  • 影が顔または背景に出ない
  • 顔が写真全体の70〜80%を占める

オンライン申請が全国で可能に

令和7年(2025年)3月から、全ての都道府県でマイナポータル経由のパスポートオンライン申請が可能になりました。それまでは更新のみ・一部の都道府県のみという制約がありましたが、2026年現在は新規申請も全国で対応しています。

オンライン申請のメリット:

  • 自宅から24時間申請可能
  • 戸籍謄本などの添付書類が一部不要に
  • 申請料の電子納付が可能
  • 受領時の窓口待ち時間が短縮

オンライン申請の詳しい手順はパスポートオンライン申請:写真データのアップロード手順をご覧ください。

自宅で撮るパスポート写真の5ステップ

ステップ1:撮影場所と機材の準備

  • 背景:白いカーテン、無地の白い壁、白いドアなど
  • 照明:午前中〜午後の早い時間、白いカーテン越しの自然光
  • カメラ:スマートフォンの背面カメラ(インカメラは避ける)
  • 位置:スマホを目線の高さに固定(三脚や本の上などで安定させる)
  • 距離:50センチ〜1メートル

ステップ2:服装と身だしなみ

  • 服装:白以外の単色(背景と区別がつく色)
  • メガネ:外す
  • アクセサリー:派手なものは外す
  • 髪型:前髪が目にかからない、両耳が見える

ステップ3:表情とポーズ

  • 正面を向く:体・顔ともに真っ直ぐカメラに
  • 口を閉じる:自然な表情で
  • 目を開く:細めず、見開きすぎず
  • 肩は水平に

ステップ4:撮影

  • タイマー機能で複数枚撮影
  • それぞれを確認し、最も自然な一枚を選ぶ
  • 顔の傾き・目線の方向に注意

ステップ5:規格への調整

撮影したままのファイルではパスポート規格に合いません。以下の処理が必要です。

  • 顔の位置と大きさを規格に合わせる
  • 背景を無地に整える
  • 紙申請用とオンライン申請用、それぞれのサイズに変換
  • ファイル容量を調整(オンラインの場合は600KB以下)

ステップ5を自動化する

おうち証明写真(mynaphoto.jp)にスマホで撮影した写真をアップロードすれば、ステップ5の処理を自動で行います。

  • 顔の位置・サイズの自動調整
  • 背景の自動除去と無地への差し替え
  • 紙申請用(35×45mm相当)とオンライン申請用(600×730px)の両方を一度に取得
  • マイナンバー・履歴書・ビザなど19種類の規格にも対応

よくある不受理の理由

外務省・各都道府県の窓口で挙げられる代表的な不受理理由です。

写真自体の問題

  • メガネのレンズに照明が反射している
  • 前髪が目にかかっている
  • 表情が硬い(緊張で口角が下がる、目つきが鋭くなる)
  • 顔の傾き(左右どちらかに首が傾く)
  • 影が顔または背景にできている

サイズ・規格の問題

  • 顔のサイズが小さすぎる(写真全体の70%未満)または大きすぎる(80%超)
  • 頭が切れている
  • 余白の比率が規格と合わない

ファイル仕様の問題(オンラインのみ)

  • ファイル容量超過(600KB以上)
  • 縦横比が異なる
  • 加工された写真とみなされる(過度な美肌加工など)

メガネをかける方への注意

外務省はメガネを外しての撮影を推奨しています。レンズの反射、フレームによる目元の隠れ、光の屈折によるゆがみなどが問題視されるためです。

おうち証明写真でも、確実に規格に通すため、メガネを外してのご撮影をお願いしております。日常的にメガネをかけている方でも、撮影のときだけ外していただければ問題ありません。

まとめ

  • パスポート写真はICAO国際規格に準拠する必要があります
  • 窓口申請用(35×45mm)とオンライン申請用(600×730px)で縦横比が異なります
  • 2025年3月から、全国でマイナポータル経由のオンライン申請が可能になりました
  • スマホ撮影+オンラインサービスで、自宅から規格対応の写真が作れます

オンライン申請の詳細はパスポートオンライン申請:写真データのアップロード手順、撮影技術は証明写真の良い例・悪い例もあわせてご覧ください。

パスポート写真を、自宅から1度の撮影で

スマホで撮影してアップロードするだけ。AIが背景除去・サイズ調整・規格チェックを自動で行います。

写真を作成する

ご注意

本記事の規格情報は2026年5月時点の外務省・マイナポータルの規格に基づいています。規格は変更される場合があります。最新の情報は外務省パスポート申請用写真の規格でご確認ください。

よくある質問

パスポート写真の正式なサイズは何センチですか?

窓口申請の場合は縦4.5cm × 横3.5cm(縁なし)です。マイナポータル経由のオンライン申請の場合は600×730ピクセル(JPEG、600KB以下)です。サイズの比率が異なるため、提出方法によって使い分けが必要です。

パスポート写真でメガネはNGですか?

外務省はメガネを外しての撮影を推奨しています。レンズの反射やフレームが目元を隠す場合は規格外となり、不受理になります。おうち証明写真でもメガネを外してのご撮影をお願いしております。

パスポート写真の有効期限は?

撮影から6ヶ月以内の写真を使用する必要があります。古い写真は受理されません。

パスポート写真の背景は何色ですか?

白、薄い青、薄いグレーなど淡色の無地が認められています。柄や模様がある背景、影が映り込んだ背景は不受理になります。

スマホで撮ったパスポート写真は使えますか?

ICAO国際規格と外務省の規格を満たしていれば使えます。おうち証明写真にアップロードすれば、自動で背景除去・サイズ調整・規格チェックが行われます。

パスポート写真と運転免許の写真は流用できますか?

規格が異なるため、そのままの流用はおすすめできません。ただし、おうち証明写真で撮影した1枚の元写真から、パスポート用・運転免許用・マイナンバー用など19種類の規格を作成できます。

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