10年ぶりのパスポート更新、初めての海外渡航前の新規申請——いずれにせよ、最初の関門は規格を満たした顔写真です。
日本のパスポート写真は、ICAO(国際民間航空機関)の国際規格に準拠する必要があります。空港の自動化ゲートで顔認証に使われるため、世界共通の精密な基準が定められています。
この記事では、外務省の正式な規格、自宅でスマートフォンを使った撮影方法、オンライン申請用と窓口申請用の使い分けまでをまとめて解説いたします。
パスポート写真には、提出方法によって2つの異なる規格があります。
| 項目 | 窓口申請(紙) | マイナポータル(オンライン) |
|---|---|---|
| サイズ | 縦4.5cm × 横3.5cm(縁なし) | 600×730ピクセル |
| 顔の縦長さ | 32mm〜36mm(頭頂〜あご) | 写真の70〜80% |
| 顔の中心 | 写真の左右中央から ±17mm前後 | 中央付近 |
| 頭上の余白 | 2〜6mm | 同様の比率 |
| ファイル形式 | 印刷物 | JPEG |
| ファイル容量 | — | 600KB以下 |
| 撮影時期 | 6ヶ月以内 | 6ヶ月以内 |
| 背景 | 無地・淡色(白・薄い青・グレー) | 同左 |
出典:外務省「パスポート申請用写真の規格」、外務省「オンライン申請における顔写真の注意点」
重要:オンライン申請用と窓口申請用は縦横比が異なるため、同じ撮影写真からそれぞれの規格に合わせる加工が必要です。
パスポート写真の規格は、日本独自のものではなく**国際民間航空機関(ICAO)**が定める国際標準に準拠しています。これは、世界中の空港の自動化ゲートで同じ規格の顔写真を使うことができるようにするためです。
ICAOが定める主な要件:
令和7年(2025年)3月から、全ての都道府県でマイナポータル経由のパスポートオンライン申請が可能になりました。それまでは更新のみ・一部の都道府県のみという制約がありましたが、2026年現在は新規申請も全国で対応しています。
オンライン申請のメリット:
オンライン申請の詳しい手順はパスポートオンライン申請:写真データのアップロード手順をご覧ください。
撮影したままのファイルではパスポート規格に合いません。以下の処理が必要です。
ステップ5を自動化する
おうち証明写真(mynaphoto.jp)にスマホで撮影した写真をアップロードすれば、ステップ5の処理を自動で行います。
外務省・各都道府県の窓口で挙げられる代表的な不受理理由です。
外務省はメガネを外しての撮影を推奨しています。レンズの反射、フレームによる目元の隠れ、光の屈折によるゆがみなどが問題視されるためです。
おうち証明写真でも、確実に規格に通すため、メガネを外してのご撮影をお願いしております。日常的にメガネをかけている方でも、撮影のときだけ外していただければ問題ありません。
オンライン申請の詳細はパスポートオンライン申請:写真データのアップロード手順、撮影技術は証明写真の良い例・悪い例もあわせてご覧ください。
ご注意
本記事の規格情報は2026年5月時点の外務省・マイナポータルの規格に基づいています。規格は変更される場合があります。最新の情報は外務省パスポート申請用写真の規格でご確認ください。
窓口申請の場合は縦4.5cm × 横3.5cm(縁なし)です。マイナポータル経由のオンライン申請の場合は600×730ピクセル(JPEG、600KB以下)です。サイズの比率が異なるため、提出方法によって使い分けが必要です。
外務省はメガネを外しての撮影を推奨しています。レンズの反射やフレームが目元を隠す場合は規格外となり、不受理になります。おうち証明写真でもメガネを外してのご撮影をお願いしております。
撮影から6ヶ月以内の写真を使用する必要があります。古い写真は受理されません。
白、薄い青、薄いグレーなど淡色の無地が認められています。柄や模様がある背景、影が映り込んだ背景は不受理になります。
ICAO国際規格と外務省の規格を満たしていれば使えます。おうち証明写真にアップロードすれば、自動で背景除去・サイズ調整・規格チェックが行われます。
規格が異なるため、そのままの流用はおすすめできません。ただし、おうち証明写真で撮影した1枚の元写真から、パスポート用・運転免許用・マイナンバー用など19種類の規格を作成できます。